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第94回の報告(初級での条件表現)

· 報告

きのう(5月26日)第94回の台中日本語教師勉強会を行いました。

参加者は21名。遠くは、台北、新竹、台南からかけつけてくださった方もいらっしゃいました。参加者のみなさん、本当にありがとうございました。

毎回参加費の代わりに「台中育嬰院」に送る寄付を募っています。この日集まった募金は3000元になりました。ご協力、ありがとうございます。

http://www.child-home.org.tw/babies_home/index.php

テーマは初級の受業での各種条件表現の扱い方。

参考書などを見ると、細かな使い分けの規則が書かれている「〜と」「〜たら」「〜(れ)ば」「〜なら」といった条件表現。学習者は日本語の先生になるわけではないので、こうした規則をそのまま覚える必要はないと思います。しかし、似たような表現がある以上、説明ゼロで済ませるわけにもいかない。

では、あくまで初級の段階でどの程度それらの条件表現の違い、特徴について説明すればよいのか、参加者のみなさんと話し合いました。

まず、三人の発表。

山田さんは既習の「〜て」との違いから「〜と」の用法を説明していく方法のデモ。

犬山は、「〜(れ)ば」のドリルから、「〜たら」との違いに触れ、対話練習へのと進む流れのデモ。

林恒立さんは、台湾人学習者の誤用から、それぞれの表現に適した中国語訳、とそれぞれの表現の特徴的な用法についての説明をしてくださいました。

その後、全体での意見交換。

初級段階ではそれぞれの用法の違いの説明は最低限にとどめ、その表現にあった会話場面を用意し、その会話ごと練習し、覚えてもらうことに注力したほうがよいのではないかという結論に(もちろん、それぞれ異論はありますが)。

今日の話し合いをきっかけに、参加者のみなさんがそれぞれの教室で工夫を重ねていっていただけるとありがたいです。そして、また次回集まってそれらをシェアしましょう。

では、また次の機会に。

*この下に当日の参加者のみなさんの感想を載せていきます。しばしお待ちください。

**次回の日程などまだ決まっていません。扱ってみたいテーマがある方、発表してみたいと思っている方、お気軽に犬山までメールで連絡してください。

《参加者の方々の感想》

■ 郭建興 さんの感想

關於條件表現,我一直不是很清楚。其中,「ば」和「なら」更是我感到很困難的文法項目。這次很高興可以聽到相關的教學分享。
首先,山田老師使用教科書「會!日本語 (できる日本語)」介紹了「と」的使用場合和對話範例。接著,犬山老師以實際的教學示範,說明了「たら」和「ば」在視點上的不同處。然後,林恒立老師利用日劇標題和漫畫對白等等,統整比較了各種條件表現。另外,林三豐老師分享了自己整理分析的講義,並重點的說明了相關例句。還有,小原老師提供了參考相關書籍所做成的比較一覽表。
最後,集體討論的時間也讓我得到了很多收穫。包含各種條件表現的典型使用場合,教學時機等等。
真的很感謝協助舉辦研習會的各位人士,謝謝大家!

  *

■ 昭和教室 ワンさんの感想

日語的條件表現,初級到初中級N4前我們必要學會的就有:「と、たら、ば、なら」基本款。

除了と以外,好像其他都可以用中文的「如果~,就~。」來理解並不難⋯⋯。
但問題是難就是難在到底我要講日語的「如果~,就~。」時候,到底要用哪一個啊?因為都各自有ルール啊~!光是在想,話到嘴邊的日文就就又呑回肚子裏去了⋯⋯><。結果只留下責備自己「為什麼當初沒把ば和たら學好」的悔恨(嗚)。然後講不好日語⋯⋯。
這次的「學習會」,使得自己必須認真重新思考一個問題,那就是我到底要怎麼教,同學才會懂、同學會了之後要怎麼用,這樣才是實用日語吧⋯⋯。
還好犬山老師告訴我們ば的秘訣、山田老師整理了『できる日本語』初級到初中級的條件表現,及相關句型比較、林恒立老師的台灣學習者的誤用、林三豐老師的對於條件表現的整理⋯⋯等等、還有能和隔壁的小原老師討論台灣人學習者的想法及討論『できる日本語』很開心。
這些寶貴的學習,加上自己也一直恐懼日語的條件表現。期待及時的自我修正,加上有場面的『できる日本語』,好希望台灣的同學能除了能更喜歡學日語、也能知道怎麼用日語。
這次還是要向犬山老師、山田老師為首的前輩們致謝,也謝謝這次的主持人上林老師。

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■ すみっこ さんの感想

と ば たら なら についての考察は、本当にむずかしい課題であると思います。

特に条件形(ば形)の使い方が複雑で、どこまで教えることが妥当なのか、授業のたびに悩んでいますが、こちらの勉強会に参加させていただいて、他の先生方と知識をシェアでき、とても勉強になりました。

初級の段階での教え方について再度、自分の授業を改善できるように頑張りたいと思います。

  *

■ 昭和日本語教室 山本 さんの感想

今回、発表していただいた先生方、ありがとうございました。
条件の比較は私自身もとても難しいと感じていて、特に条件形はどこまで学習者に伝えるべきなのかが難しいと思っています。
初級レベルで詳しいことまで言っても、学習者を混乱させるだけですし…。
これからいかに分かりやすく学習者に伝えることができるかが自分の中での課題だと思っています。
まだ、勉強会での内容は自分の中で完全に整理はできていませんが、少しずつ整理して授業の中に組み込んでいきたいです。

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■ よねさき さんの感想

と ば たら なら については学習者にとっても本当に難しい問題です。
ば形をなかなか使えないのは、たらがその機能をまかなえるところにあると思います。
しかも、使わなくても大丈夫なのに、動詞活用を一から覚えなければならない点も、学習者からすると苦行です。
こちらの勉強会に参加させていただいて、使い分けをもう一度学ぶことができ、
とばたらについて日本語ネイティブはどのように感じるのか、という意見を聞くことができて大変勉強になりました。
ありがとうございました。

  *

■ 鈴木さんの感想

4つの文型による条件文の性質を比べることによって、今まで知らなかったことをたくさん知ることができました。
特に条件形「~ば」の指導については、想像以上の難しさを実感し、正直まだ自分の中でうまくまとめられていません。
しかし、勉強会をきっかけに自分なりに深く考えるようになったので、今後必ず納得できる指導ができるようになると思っています。
とても有意義な時間でした。発表者、司会者の皆様、ありがとうございました。
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