今日は日本から来てくださった藤木さんが授業見学の感想を書いてくださいました。
なんと藤木さんは20年前にここ台中で日本語を教えていらっしゃった大先輩です！
藤木さん、わざわざ感想まで書いてくださり、本当にありがとうございました。
またぜひ遊びに来てくださいね。(犬山)▼
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■ 藤木さんの感想
こんにちは。
先日は急な申し出にもかかわらず授業を拝見させていただき、ありがとうございました。
随分前に台中で日本語教師をしていましたが（『新日本語の基礎』の頃）、帰国後は日本語からは離れていました。
今回台湾旅行にあたり、台中の事を調べているうちに犬山先生のブログを発見し、今の日本語教育はどうなっているのか
興味を持って見学をお願いしました。
中上級のクラスを見学させていただいきましたが、周到に準備され内容の濃い授業で圧倒されました。ラジオやTVニュースからとった独自の教材、次から次へ出される豊富な文字カード、リピート、シャドーイング、ディクテーション、場面を設定した会話練習とテンポのよい楽しい授業でした。特に印象に残ったのは短く区切る早いスピードのリピート方法で、これはとてもよいと思いました。以前見学した事のある中級の授業は新聞読解で、意味を取ることに重点が置かれ生徒が発音する機会がほとんどありませんでした。やはり中上級になっても音読は大切だと改めて思いました。
授業後少しお話しさせていただいたなかで、犬山先生が「台湾では趣味で日本語を勉強する人が多いので、教える事はサービス業」とおっしゃった事にもハッとしました。民間で教える場合はこういう視点も大切だと思いました。
先生の質の高い授業に刺激されて、私もまた日本語を教えてみたくなりました。この度は色々と勉強させていただいてありがとうございました。また機会がありましたら、台湾を訪れて是非お目にかかりたいと思います。
それでは、犬山先生の益々のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。
