【台中日本語教師勉強会オンライン】
「本のオススメ会」その１ 日本語教育編
日時：2020年6月20日（土曜日）
午後8時(台湾時間)開始 90分の予定
＊日本時間午後9時
みなさん、お久しぶりです。かねてより要望のあった、我々日本語教師にとって参考になる本のオススメ会をオンラインで行います。Zoom使用予定です。
毎日必ず手にとる参考書、辞書といった実用的なものから、自身が日本語教師になるきっかけとなった本、心の支えとなっている本など、みなさんのオススメ本を紹介していただきます。
参加希望の方、犬山までメール(或いはTwitter、Facebook経由でも可)で本名をお書きのうえ、お申し込みください。こちらからZoomの招待アドレスをお送りします。（申し込み時には本名をお願いしますが、当日Zoomでは顔を出さなくても参加は可能です。）
参加希望のメールには、「発表者として参加」或いは「聞き手として参加」のどちらかをお書きください。
発表者(オススメ本を紹介してくれる方)は６〜７名を予定しています。お一人５〜10分程度で一冊の本について話してもらいます。紹介予定の本の書名もお書きください（変更可)。ただ、今回紹介してもらえる本は、できれば「現在入手可能な本」にしていただけると、助かります。せっかくおもしろそうな本を紹介してもらっても誰も読めないとなると、残念です。
申し込みが多い場合は先着順で締め切らせていただきます。現時点では台中の昭和日語、山田朗一さん、日本の青山豊さんなどが本を紹介してくださる予定です。
オンラインですので、聞き手として参加してくださる方の人数制限は予定していません。
また、聞き手として参加希望の方も、オススメ本がありましたら、書名だけでも書いておいてください。参加者のみなさんとシェアしたいと思います。
みなさんのご参加、お待ちしております。
参加希望、その他お問い合わせは犬山まで。（犬山俊之)
inuyama360@gmail.com
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今回のオススメ人は６〜７名を予定しています。
■ 平井一樹
『全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路』 松本修（1993）太田出版
授業での方言の扱いや、実際の授業例、また私が主宰で実施した「京町家日本語教室 関西弁」（２０１５）の様子などお話できればと思います。
■ 青山豊
『日本語の個性 (中公新書 433)』外山滋比古 1976
日本語教師をしていて落ち込んだときに必ず開くページの数行を、みなさんと共有したいと思います。ドキドキ。
■ 池田透
『やってみよう! コーチング: 8つのスキルで子どもの意欲を引き出す』 石川尚子(ほんの森出版)
日本の日本語学校には親に言われたから来たなど、日本語に興味が持てない、やる気のない学生が多くいます。ただ、叱るだけでなく、言い方やり方ひとつで変えることができるのではと思い、読みました。対象は高校生向けですが、参考になることが多くむさぼるように読みました。
■ 犬山俊之
『日本語尾音索引』 田島毓堂, 丹羽一彌共編(笠間書院)
所謂逆引き辞典ですが、日本語を教える際、どんな場面で役に立つのか自分の体験を話します。「商人(しょうにん)」や「知人(ちじん)」など、「にん」と「じん」はどう使い分けるのか、等。
■ 黃雅惠
『実践 にほんご指導見なおし本 語彙と文法指導編』
『実践 にほんご指導見なおし本 機能語指導編』 (アスク)
監修 山本弘子 編者 K.A.I.T発行 株式会社アスク出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4872174860/
■ 山田朗一
『目指せ、日本語教師力アップ！』 嶋田和子 ひつじ書房
OPIの概略と、その理論を活用したロールプレイ、会話力テストの作り方が紹介されています。『できる日本語』につながる本です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4894763893/
■ 古屋 憲章
『学習者オートノミー―日本語教育と外国語教育の未来のために―』 青木直子・中田賀之 編ひつじ書房
私にとって日本語教師の役割を再考するきっかけになった本の一つです。本の紹介とともに、日本語教師の役割に関し、みなさまと考える機会になればと思います。
http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-539-9.htm
